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非日常はなぜ気持ち良いのか?

"非日常"が生み出す快感とは

その1してはいけないことを
している快感

人は日常にない刺激を常に求めています、その理由として

下着姿の女性
  • × 日常生活の繰り返しでストレスを感じている
  • × 日常生活の中で不満を感じている
  • × 日常生活に飽き飽きしている

などが挙げられますが、このようなストレスや不満を
最大限に発散や解消をしてくれるものが、
社会のルールや倫理から外れるような行為ともいえます。

一言で言えば、日常ではありえない行為ですね。
この、日常ではありえない行為=非日常が含まれているものが、
SMプレイというわけです。

目隠しした男性と女性

我々が生活する社会には、さまざまなルールがあり、
皆この社会のルールから外れないように日常生活を送っています。
当たり前ですが社会のルールから外れてしまうと、
注意を受けたり場合によっては罰せられたりすることになります。

また、モラルに反することをしたということで、
周りから白い目で見られることもあるでしょう。
ですので人々は社会のルールを守りつつ、
日常生活の中でストレスや不満を溜め込んでいます。

そして心のどこかでそれらを発散できるような
非日常を探しています。

三人の女性と男性

そんな中、世の中の大半の人々は溜まったストレスや不満を
余暇活動によって解消しています。

例えば下記のような一般的な余暇活動として、
ショッピング、ゲームやカラオケ、旅行やギャンブル、
釣りや映画に読書など。
これらは、日常生活から外れた非日常と言えなくもないですが、
社会のルールや倫理から外れるものではなく、
あくまでも日常生活の延長にある活動といえるものでしょう。

では、社会のルールや倫理から外れるような行為に
どんなものがあるでしょうか。

例えばですが、浮気や不倫が
すぐに思い浮かぶものとして挙げられます。
浮気や不倫は一般的にタブーとされているものの1つで
倫理から外れる代表的な行為を言えます。

ですが、タブーとされていながらも、
浮気や不倫はいつの時代にもなくならず、比較的簡単に、
非日常による強烈な快感を得られるからだと考えます。

そしてSMプレイにも非日常が潜んでいるのです。
SMプレイと言われるプレイには、

下着姿の女性
  • ▶︎ 恥ずかしい姿で手足を縛られる
  • ▶︎ 素手やムチでスパンキングされる
  • ▶︎ 恥ずかしい言葉を投げかけられながら責められる

というようなものは普通にあります。
上記のようなプレイは、
通常のセックスではまずやらないプレイであります。

また、家族や友人、知人であっても、
見せたり話したりできるような行為ではないはずです。

つまり、誰にも見せられない、話せないようなプレイ、
ありえない行為がタブーを破っているという感覚を生み出し、
より快感を高めていくことになります。
そこには単なる痛みであったり、
恥ずかしさを越えたストレスや不満を開放し、
解消する精神的な働きがあると考えます。

ストレスを溜め込みやすい人や真面目な人や、
そういった職業柄の人ほど、SMプレイに魅了されてしまうと
ハマってしまう傾向があるそうです。

また、そういった方々の多くはプレイを楽しんだ後は、
とても元気になる人が多いのも事実で、
その気持ちもよくわかる気がします。

逸脱したプレイによる
日常ではありえない行為が強烈な快感を生んでいるわけです。

ベッドに横たわる男性と下着姿の女性

その2日常にはない自分を
さらけ出すという快感

日常生活ではありえないキャラを演じ、没頭していくこと。
とはいえ、世の大半の人はSMプレイではなくても、
日常生活において、その場その場に合わせて
キャラクターを変えています。

「1人でいる時」「職場でいる時」「彼女や友人と接する時」

すべて同じ自分ですが、全て違う自分でもあるはずです。

つまり人は関わる相手や周囲の状況に応じて、
キャラクターを変化させているということ。
これは当たり前のことで、
彼氏としての自分や、上司や部下と接する時の自分など、
すべて役割が違ってくるからです。

しかし、日常生活におけるキャラクターは、
あくまでも普段の自分の延長といえます。
それと比較して、SMプレイでのキャラクターは、
変化の振れ幅が大きいというのが特徴です。

乳首を舐めながら手コキする女性

例えば普段の生活で、

「気が強い」「真面目な性格」
「プライドが高い」「甘えるのが下手」


といった性格の人の場合、日常生活での性格のに対する反動として

「弱い自分」「不真面目な自分」
「無力な自分」「甘えられる自分」


というキャラクターを、無意識的、潜在的に
求めてしまう傾向がある
と思います。

日常生活ではほとんど経験することのない命令されたり、
叱られたり、責められる自分という役割が
キャラクターの振れ幅を大きくしています。

それはまた、心の振れ幅の大きさにも直結しているわけです。
日常生活において強いことや真面目なこと、
プライドを高く保っておくことは、
意外と辛いですし、大変なことだと思います。
頑張れば頑張るほど疲れもするでしょう。

そんな時に、めちゃくちゃ弱い自分を出せる場、
受け入れてくれる場として、SMプレイのような場は、
深い開放感や安心感が伴うのだと考えます。
それも非日常がもたらす癒やしだと考えます。





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