
"痛み"が"快感"に?!
SMではお決まりのプレイの痛みですが、
ノーマルな人からすれば痛みが快感になるなんてことは、
にわかには信じがたいことだと思います。
そんなSMで痛みが快感に変化する理由や方法を
考えてみたいと思います。
その1脳内麻薬エンドルフィンの分泌

人間には、痛みを感じるとそれを中和する脳内麻薬エンドルフィンを分泌します。このエンドルフィンが痛みを緩和させ、快感と錯覚させています。
エンドルフィンは、多幸感をもたらす脳内物質です。これは体内で分泌させるモルヒネと呼ばれていて鎮痛や高揚感などの効果があります。
その2パブロフの犬効果

パブロフの犬という条件反射の実験で、諸説ありますが、犬にメトロノームを聞かせながら餌を与え、犬は餌を食べながら唾液を出す。
これを繰り返すと犬はメトロノームの音を聞いただけで唾液を出すようになるというものです。
条件反射を身近なもので例えると、梅干しを見ると唾液が出てくるというのが有名ですよね。
これを痛みに置き換えてみたいと思います。
その3自己犠牲による陶酔感

自己犠牲や苦痛後の陶酔感を脳で学習することで、痛みは次に来る快感への助走だと判断するようになります。
痛みを我慢しているという状況に陶酔して快感を得ているパターンです。痛みで自分自身を犠牲にして陶酔感を感じ、次に来るものは快感だ!と錯覚することで痛みが快感へと繋がるようになるということです。
その4痛みへの背徳感

非人道的なことをされて痛みを感じている状況に背徳感を覚え、それが快感となっているパターンです。
してはいけないことをしている、そんな状況に背徳感を覚える人も中にはいます。
背徳感には刺激的でスリルがあります。やってはいけないことをしている(されている)と思うことが快感につながったりします。これはロミオとジュリエット効果ともいうそうです。

痛みが快感に変わる、痛みの種類について
『叩く』『つねる』『噛み付く』『圧迫する』
共通しているのは、
瞬発的な痛みか継続的な痛みかのどちらかであること。
人それぞれ快感に変わる痛みの種類は違っていきます。
瞬発的な痛み(叩く・つねる・噛み付く)が好みの人も、
継続的な痛み(つねる・噛み付く・圧迫する)が好みな人もいます。
また、瞬発的で継続的なスパンキングの痛みが好きな人もいます。
こんな風にこれは好きだけど、これはちょっと苦手かも...。
という人が多いのではないでしょうか。

"痛み"を"快感"に変える方法
弱い刺激から始めて、
だんだんと強くしていく
まずは痛みに慣れる為に基本的な方法のひとつです。
全く痛みに耐性がない人がいきなり一本鞭で叩かれても、
絶対に気持ちが良いとは思いませんよね。
バラ鞭で撫でるような痛みから始めていき、
だんだんと強くしていくというのを繰り返して
耐性をつけていきましょう。
加減を弱いからだんだん強くしていくというやり方が
何においても慣れるための基本になります。

痛みと快感をセットに行う
痛みを与えながら快感を同時や交互に与えてみる。
痛み→快感→痛み→快感・・・と痛みと快感を交互に与えて、
「痛い事の後には気持ちが良いことが待っている」と
身体と脳に覚えさせます。
そうすることによって痛みだけではなく、
その先の予期の快感というものを感じられるようになります。
ソフトSMの入り口としても使われるテクニックで、
普段のエッチにも取り入れやすい方法かと思います。
痛みを与えながらイク
「痛みと快感をセットに行う」の延長になりますが、
痛みを快感と捉えられるまでは
痛みはストレスになり、イキづらくなりますよね。
そこでひとりエッチの時にイク瞬間に痛みを与えてみて下さい。
「気持ちが良いと感じる瞬間に、必ず同時に痛みがある」
というシチュエーションを増やしていきましょう。
言葉で暗示をかける

痛みを感じているときに脳内麻薬エンドルフィンが出ていますが、
それを多く出すために、自己暗示をかけてみましょう。
実際に言葉を出すことで暗示力が強くなっていきます。
例えば、「痛くて気持ちが良い」
「叩かれて感じている」と実際に言葉に出しましょう。
耳から暗示がかかることで、
痛みに対して倒錯しやすくなりますよ。

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