【拝啓 ハイデガー】
あの、なんでも「1位」にこだわる人っているじゃないですか。もはや狂気に近いまで固執する人。あれって老若男女関係なくいると思うんですけど、割合で見ると男性の方が多いと思うんですね、このジェンダーレス時代に炎上しそうな勝手な想像で申し訳ないすけど。でもそれってある意味健全だと思うんですよ。競争カーストの中で勝ち残ってきた生き物という意味では、俺が1番になりたい、上になりたいって。だから下手したら車買えるような法外な値段が一晩で飛ぶキャバクラなんて商売が成り立つわけで。あそこまで使うごく一部の人は、俺はただの遊びにこんな使えるんだぞ、俺はVIPなんだぞとギラギラしたオス味を感じます。
で、一方本当の意味で問題なのは女性の方だと思うんですね。何でもかんでも1位じゃないと気が済まないタイプの女性。これって男性みたいなある種の健全さではなく闇に近いんですよ。なぜかと言うと帰結が他者だからなんです。
男性の場合、「金持ってる俺」「いい女を抱いた俺」「沢山の部下が頭を下げる俺」みたいに、実感した凄さが自己に帰結する人が多いんですよ。これが正に健全たる所以なんです。(それに付随するモラハラパワハラ等あるから健全ではないじゃないかというコンズに関しては一旦本件では割愛します)
かたや女性は他者に帰結するので、「この人の一番」に固執する事が多いんですよ。認めてほしいゴールのような特定の誰かがいてはじめて“1位じゃないと気が済まない現象”が起こるのではなかろうかと。
簡単に図式でまとめると、
男性=競争心由来
女性=承認欲求由来
↑これが後者が問題な理由だと思うんですね。そして更に深刻なのが、本人がそれに気付いていない可能性大という事なんです。
と、いうのも、例えば女性でも「職場の営業成績で1位になるぞ!」と、ぱっと見男性味を感じる人もいるじゃないですか。本当にそういう人もいますし、勿論それが悪い事だとは決して思わないです。
しかし先述のように女性の1位現象は「特定の誰か」への承認欲求由来なことが多いので、ぱっと見は単にやる気に満ち溢れていて健全そうでも、蓋を開けたらメンタル闇底みたいな事が起こり得るわけです。
そのゴールってのが、たとえば認めてほしい上司、ライバルである同僚等ではない場合があるんです。このケースがマジで危険。
小さい頃褒めてくれなかった父親
私を見てくれなかった母親
私は全然言われなかったのにいつも褒められていた姉
みたいなね。もっと私をみて、もっと私を褒めて、もっと私をもっと私を、が、自分でも知らない内に肥大&複雑化してそのまま大人になってしまったみたいなケースなわけです。
だから、あくまで一例ですが、本当は幼少期に満たされなかった承認欲求つまり親へのコンプレックスが根源なのに、自身も気づかずに「職場で1位にならねば」「この人に選ばれなければ」となり、でも結局そこがポイントではないので、頑張ったところでいつまで経っても満たされないから1位現象だけが続いてしまうみたいなことが散見されるわけです。
さっき競争社会の男性陣のお話しましたよね。「すごい俺」というトロフィーを自給自足している状態。ゴールテープを他者に握らせ、頑張ったねとハグしてもらえないと1位を実感できない人生を脱却し、毎日小さな一歩でゴールを踏み抜くことで座標を絶対評価にうつしてみませんか。自分で自分を愛すことからはじめてみませんか。
単なる男女比較論ではなく、心理学を修めた者としての実存主義哲学に近いお話でした。
誰かに認めてもらうための1位ではなく、自分のままで存在していいんだと気づくための1位になるその日まで、この文章が誰かにとっての蜘蛛の糸となりますように。
※男性は・女性はという表現がありますがすべてに当てはまるというわけでは勿論ありませんので悪しからず。
つかさ
ps
外涼し過ぎる。銀行かと思った。